『営業責任者の独り言』

こんにちは。
営業責任者Sでございます。
4月度まで現場責任者をさせていただいておりましたが、5月1日より営業部責任者として着任させていただきました。
心機一転努めて参りますのでよろしくお願い致します。

梅雨の真っ只中となる6月下旬、移動には傘が欠かせない日が続いています。
ジメジメとした暑さが続く中、先日の大阪北部地震に遭遇しました。

6月18日午前7時58分頃、朝の通勤時間帯に地震が発生。
地震の規模はマグニチュード(M)6.1、大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市では最大震度6弱が観測され、多くの被害が発生しました。

地震が発生した時刻、私は大阪府茨木市にある本社事務所にて当日の業務準備を進めていました。私を含めて5名が事務所にいましたが、突然地面からの大きな突上げが起き、実際は5秒程度であったと思いますが、体感的には20秒ぐらいあったように思えるほど大きな揺れが続きました。地震の最中は身動きをとることが出来ず、揺れが収まった直後に貴重品を片手に全員で屋外に避難しました。事務所内では時計や電話機が落下し、事務所を出るとエレベーターは緊急停止、階段の内壁には大きな亀裂が走り、床には破片が飛び散っている状態を横目に見ながら、全員無事避難出来ました。

屋外に避難した後、すぐに対応したのは全従業員の安否確認です。繋がりにくい状況が続いていましたが、各自ご自身の安全確保を優先して頂くよう連絡に努めました。あわせて事業継続が可能であるかを確認するため、上司とのコンタクト、お取引企業様とのコンタクトを進めていきました。今回震災直後の通信障害がある中で非常に役に立ったのがLINEアプリでした。身内とは全てLINEで安否確認がとれました。

被災地の状況は連日メディアや新聞で取り上げられている通りです。
当社でも電車内で地震に遭遇し、2時間半の車内待機から線路を歩いて避難された方や、地震発生前に出社していて、何時間も歩いて帰宅された方もいらっしゃいました。

この度の地震では、安否確認のスピードを一層高める必要性と、書棚などの地震対策の重要性を改めて実感しています。当社事務所内ではガラスや内壁の破損箇所はあったものの、地震対策を行っていた事から書棚やパーテーションの転倒は一切無く、被害は最小限に収まっています。書籍の前にいた私が無事であるのも、地震対策によるものであると感じています。
改めて、皆様におかれましても今一度地震対策の実施と対策箇所の見直しを進めていただければと思います。

大きな地震が1週間以内に発生する可能性があるとメディアでも取り上げられ、怯えながら日々過ごしていましたが、一方で元気付けられる出来事もありました。そう、ワールドカップです!

日本代表の歴史的勝利を見ることが出来た一時だけは現実を忘れ、声を上げて応援している私がいました。ブログをアップしている頃にはグループリーグ第2戦の結果が出ていると思いますが、更に元気を届けてくれる結果であることを願っています。

最後に、この度の大阪北部地震で被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げると
共に、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、心よりお悔みを申しあげます。
そして、復興に向けての沢山の方々や企業様による支援、ならびに復旧活動に対し心から感謝しております。皆様ありがとうございます。

この度も個人的な日常を書き込みする事となりましたが、緊急時の対策が非常に重要である事を改めて伝えたく、身を持って経験した事を書かせて頂きました。
皆さまの大切な家族の為にも、自分の為にも、改めて『緊急時の対策』を見直し、幸せな日常生活を継続していただければと切に思います。

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