高槻地区責任者のTで御座います。
今回もよろしくお願い致します。
前回のブログ掲載から3ヶ月が経ちました。
前回自然災害の脅威について書きましたが、
この間にも大きな災害がありました。
台風21号の日本直撃です。
この台風21号の直撃を体感するまでは、正直なところ台風が直撃
コースで接近していると聞いても、ちょっと風が強いくらいで
過ぎていくだろうと安易に捉えていました。
実際、昨年までの台風は、強い勢力で直撃すると言われても、
そこまで被害といえるものはありませんでしたが、今回の台風21号に
ついては、今から思い返しても恐怖しか出てこない程にひどいもの
でした。
地震や豪雨で怖い思いをしておきながら、結局それまでの
経験則で物事を捉えてしまっていました。懲りないというか、
愚かというか、本当に反省させられた出来事でした。
台風の脅威を身をもって知った後、また新たな台風が発生したと
いう情報が入ったときに、台風が発生する時期はいつ頃までなのか?
今年の発生数は多いのか?など調べてみました。
気象庁の過去30年間のデータを見ると、台風自体は年中
発生しているようです。
その中でも特に発生数が多い月が8月です。
発生した台風が、日本に接近を開始するのが4月、上陸の可能性が出てくる
のが6月以降だそうです。
発生数としては、1967年の39回が一番多く、一番少ないのが2010年の14回です。
平均が25.6回なので、現在発生している26号が今年最後の台風
なら、今年の発生数は例年並みということになります。
ちなみに「台風」は北西太平洋(赤道より北・東経180度より西)及び
南シナ海で発生したものを指し、
北中米付近で発生したら「ハリケーン」、その他の地域で発生したものは
「サイクロン」となるそうです。
これまでは、ただ漠然と台風は8月が多いなという感覚でしたが、
発生数・接近数・上陸数の各データから見ても、統計として8月が一番危険な
月だということがわかりました。
今回被害の多かった台風21号についても、8月末に発生し、9月4日に直撃と
ある意味データ通りのタイミングでしたが、最大風速が25m/sを超えると
暴風域と分類される中、55m/sと非常に強い風速だったことで、これまでに経験したことの
無い勢力とコースになり、被害を拡大させたと言えます。
地震やゲリラ豪雨と違い、台風はある意味備えが出来る災害ではありますが、
それだけに甘く見ていた部分は大きいので、今までの安易な考えを変え、
怖い思いをした今回の台風を経験則とし、自然災害に対する備えを
行っていきます。
次回も宜しくお願いします。
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