『営業責任者の独り言』

こんにちは。営業責任者Sでございます。

年末に近づくにつれて、冬の寒さも一段と厳しくなってきましたね。

この時期、節目の一つとして一年の振り返りをする方も多いのではないでしょうか。

今年も振り返ると様々な事があったかと思います。先日、今年の漢字が「災」に決まったというニュースを見ました。弊社は大阪北部に本社がある為、地震、豪雨、台風と今年立て続けに災害を経験したことは強く印象に残っていて、個人的に2018年の漢字として応募数1位だったのが「災」というのは、非常に共感できます。ちなみに2位の漢字は「平」、3位は「終」と平成最後にちなんだ漢字が並んでいました。2019年に1位として選ばれる漢字が明るいイメージのものになる事を願っています。

先日次の元号予想をしている記事など色々調べていて、世代別特徴という記事に興味が湧きました。業務上、様々な世代の方々にご協力いただいている事もあり、特徴や考え方を理解する上で参考になればと感じたからです。

「団魂の世代」「ゆとり世代」などは耳にしたことがありましたが、恥ずかしながらその記事で初めて「ミレニアル世代」という言葉を知りました。

「ミレニアル世代」とは1980年代から1990年代生まれをさし、デジタルネイティブの人たちだといわれています。消費社会で生まれ育った年代で、モノを買うことがすべてではないと感じているため、経験や自分の趣味に投資していることが多く見られるようです。更に情報源が主にネット上であるため、スマホを肌身離さず持ち歩いている世代でもあります。「ミレニアル世代」が育った環境はインターネットやスマホが既に普及していた為、便利で効率が良いのは当たり前。更に人種、性別問わずみんな平等であるべきという考えが小さいころから植え付けられているため「自分にも権利がある」と思うのはもちろん、自分中心に仕事や私生活を送ることが多いようです。

一方1965年から1979年生まれの人たちは「ジェネレーションX世代」にあたり、情報源は主にテレビ。爆発的なテレビの普及、バブルの崩壊による経済の右肩下がりや冷戦期を経験して来たからこそ政治や社会に対して冷めている傾向があり、仕事やステータスも重要だが、やはり家族や友達と過ごす時間も大事にする人が多いようです。「ミレニアル世代」との大きな差はインターネットの活用法です。一例をあげると「ジェネレーションX」は会話ツールとしてメールを選ぶのに比べ、「ミレニアル世代」はLINEやSNSを使う人が多いようです。

また、最近注目を浴びている「ゼニアル世代」という世代は1977年から1985年に生まれた「ジェネレーションX」と「ミレニアル世代」の狭間にいる人たちです。「ミレニアル世代」と「ジェネレーションX」の特性を両方兼ね備えているため両者に合わせることができ、この2世代を繋ぐ架け橋ともいわれているようです。

世代別の特長はあくまでも傾向ですので、全ての方にあてはまるとは言えませんが、世代間のちょっとした価値観の違いや特徴により、仕事やプライベートに対する意識の差が生まれる可能性はあると感じました。今後も様々な世代の方々にご協力を頂くためにも、自分の世代ならではの特性を大切にしつつ、お互いの価値観を理解し合うことで、新たな年を迎えていければと思っております。