統轄本部責任者の独り言

花冷えの週を乗り越え、

麗らかな春の日差しが本格的に感じられるようになりました。

大阪ではこの週末に合わせたかのように、

桜がいたるところで満開を迎えています。

本部責任者のSでございます。

 

さて今回、この話題をしないわけにはいかないでしょう。

新元号、令和!

 

みなさんはどこで、どう知りましたか?

私は発表時お客様の事務所に訪問しており、そこで人づてに聞いて知りました。

ですので、菅官房長官が新元号の額を持ち上げる瞬間を見たいと思っていましたが、

ライブで見る事はできませんでした。

 

まだ新しい元号がしっくり来ないのは当たり前だと思いますが、

令和と聞いて初めに思ったのは、

昭和の後に割とすぐ「和」が来たな

という事と、

令和の「令」ってどんな意味?

という事でした。

 

「令」と言う漢字で思いつくのは

「命令」や、「生類憐みの令」など・・・

正直、きついイメージがあるし、

何かの言葉に一緒にくっついているだけで、

単体ではよくわからないなぁという印象でした。

 

しかし、安倍首相によると「令和」は

「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」

という意味が込められていると言うではありませんか。

 

・・・想像と全然違うんですけど!

という事で、明治以降の元号に込められた意味を調べてみました。

 

「明治」

聖人が北極星のように顔を南に向けて留まる事を知れば、天下は明るい方向に向かって収まる。

 

「大正」

天が民の言葉を嘉納(褒め聞き入れる)し、政が正しく行われる。

 

「昭和」

国民の平和と世界の共存・繁栄を願う。

 

「平成」

地平天成。国の内外、天地とも平和が達成される。

 

「令和」

万葉集の梅花の歌より「令月」=良い月、おめでたい月、始まりにとても良い月

人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。

 

このように見ると、昔は天皇中心の世界観が強く、

戦争・敗戦による苦い経験を経て世界の中の日本という見方を意識するようになり、

遂には戦争を知らずに過ごしてこられた世代だからこその発想というか、

文化的な思いが元号に込められるようになったのかなという気がします。

 

「令和」という音の響きからしても、関西的な言い方ですが

シュッとしていて凛とした感じがして、私は好きです。

 

余談ですが、昭和の最後の方生まれの身としては、

今まで2-3歳しか違わない平成生まれの人から

「昭和生まれ」の区別を付けられる事になんとも言えない敗北感がありました。

しかし!これからは平成生まれの方々とも仲良くやっていけそうです。(?)

・・・どうでも良い意地悪ですね。

でも昭和60年以降生まれの人にはすごく響くと思います(・_・;)

 

新しい元号がどんな時代になるのか、とても楽しみです!