『神戸地区 責任者の独り言』

現場責任者のYでございます。

宜しくお願い致しますm(_ _)m

 

 

4月末にとても寒い日があったと思えば、5月に入ってすぐに真夏日を記録する場所が出るなど、寒暖差が激しい時期ですね。

 

少し気が早いかもしれませんが、そろそろ熱中症への注意も必要かと思います。まだ、体が暑さに慣れていないため、実はこの時期から熱中症になる人も居ると聞いた事があります。

 

水分補給をしっかりして、注意しましょう!

 

 

弊社ブログで新元号の話題や、平成の振り返りなどを載せていますが、平成最後に私にとってとても大きな出来事がありました。

 

 

それは、日本のスーパースター、イチローの引退です。

 

 

高校卒業後、プロ3年目でレギュラーに定着し、その年にシーズン最多安打(210本)を記録。メジャーで10年連続200本安打や、通算安打記録(4257本)など、輝かしい記録を多数持っているイチロー。

 

 

その中で、一番私の印象に残っているのはイチローがプロ4年目の1995年の事です。

 

 

神戸出身の私は当時小学6年生で、地元球団であるオリックスのファンでファンクラブにも加入していました。

 

1994年は惜しくも2位でシーズンを終え、来年こそは優勝を!

 

春のキャンプまで2週間程前の1月17日、阪神・淡路大震災が発生。神戸に甚大な被害をもたらしました。

 

幸い、私の住んでいた場所は地盤が強い地域で大きな被害はありませんでしたし、電気も数時間後には復旧しましたが、水道が復旧するまでには相当な時間が掛かり、厳しい状況が続き、正直、野球の事が頭にはありませんでした。

 

 

そんな状況の中、神戸出身であるオリックスの宮内オーナーは、

 

「こんな状況で神戸から逃げ出せるか!」

 

と主張し、当初の計画通り、神戸市西区にある本拠地(当時はグリーンスタジアム神戸)で公式戦を行う事を決定。

 

「がんばろうKOBE」を合言葉にシーズンへ臨み、選手も神戸市民を励まそうと一丸となり、見事にその年、悲願のリーグ優勝を果たしました。

 

イチロー自身も、その年には首位打者や打点王、更には盗塁王など5つの個人タイトルを獲得し、シーズンMVPにも選ばれました。

 

 

震災でつらい時期を過ごしましたが、子供ながらに感動した事は今でも鮮明に覚えています。

 

 

イチローは愛知県の出身でありながら、神戸に強い愛着を持っており、メジャーへ移籍したあとのシーズンオフも神戸で過ごしていたみたいです。

 

「僕という選手を、神戸という場所を抜きに説明が出来ない。それぐらい密接な繋がりのある場所」

 

「今ある僕の人格だとか性格だとか考え方というのは、ほとんど神戸で作られたもの。一番何かを感じて成長する時期に、神戸にいた。出身は愛知県ですが、僕にはふるさとが二つある 」

 

「神戸とは一生付き合っていくと思う」

 

という言葉をインタビューで語っており、世界に誇れるスーパースターが自分の地元の事をここまで言うのかと、とても感慨深い気持ちにもなりました。

 

 

50歳まで現役を続けると言っていたイチロー。ここ数年の成績や昨年のマリナーズでの1年間を見ると

 

「そろそろ引退するのかな…」

 

心の中で、そう思っていたはずなのに、それが現実になると喪失感で頭が空っぽになり、引退会見も生で見ていたのですが、涙が止まりませんでした。

 

 

普段はひょうきん者の私ですが、こんな一面も持ち合わせているのです。

 

人間、ギャップが大事ですよね(///▽///)

 

 

私の中で、平成最高のスターはイチローです。

 

新たな元号「令和」では、どんなスターが誕生するのか、今からとても楽しみです。

 

 

<Y>