クリスマス・キャロル

早いもので、今年も残りあと僅かとなりました。今年1年やり残した事などございませんか?

私の周辺では、インフルエンザの罹患者も発生してきております。今年の残り日数もどうかご自愛下さい。

滋賀地区責任者AM改め、営業第2課責任者のAMに今年の8月から就任致しました。今後とも御贔屓に!

前回の投稿が9月30日となり、約3ヶ月ぶりの登場となります。宜しくお願い致します。

 

さて、以前のブログを振り返ると昨年末にも投稿しており、その時は忘年会のネタで飲んで、食ってというお話でした。

今回のネタをどうしようかと考えましたが、時期も時期だけに「クリスマス」をテーマに一ネタ書いてみようかと思います。

皆さん、クリスマスはどう過ごすのでしょうか?恋人と共に。ご家族と共に。友人たちと共に。

 

クリスマスで最初に思い出すのは、小学校時代の子ども会のプレゼント交換。それぞれがプレゼントを持ち寄り、車座になりプレゼントを後ろ手に回していきます。

音楽が止まって、その時手にしているのが自分のプレゼント。欲しかったものに当たったり、なんじゃこりゃといったものが当たったり。悲喜交々でした。

 

僕がクリスマスにサンタクロースがプレゼントを運んで来るという事を知ったのは、小学校3年生当時よく遊んでいた幼馴染の友人がきっかけでした。

友人宅には毎年サンタが来るようで、羨ましいおもちゃの数々を手にしていました。

当時両親にクリスマスなるものがあり、サンタなる人がおもちゃを運んでいるらしい。何故M家には来ないのかと訴えかけました。

ウチは真言宗だから?空海はプレゼント持ってこないの?高野山から・・・

 

 

その後M家には一度だけ、サンタが現れました。その当時一番欲しかったものを頼みました。

 

翌朝、目を覚ますと、枕元に当時欲しかったものが、そっと置かれていました。

 

 

 

 

 

「長島茂雄の少年野球教室」(小学館)

 

きたー!!

 

 

 

「あれ、サンタって外人ちゃうの?なんで、長島知っとんねん。」

日本人メジャーリーガーなんかいなかった時代。サンタクロースが長島茂雄を知っているのか?

とも思いましたが、これはこれで、嬉しかった。

それが、僕が初めてサンタと遭遇した出来事でした。その後、M家にはサンタは現れなかったように記憶しています。

 

大人になってから、クリスマス時期になるとよく思い出す事があります。

ディケンズの「クリスマス・キャロル」です。

映画化や舞台化されている事もあり、ご存知の方も多いかと思います。

 

あらすじは、ロンドンの下町で商売をしているスクルージという老人がおり、彼は、強欲で、エゴイストで、ケチで、思いやりの欠片もない人物として嫌われていました。

慈善的な寄付なんていうのはもっての他、7年前に亡くなった共同経営者のマーレイの葬式から、副葬品であるお金を持ち去るほどの強欲ぶり。

そのマーレイの幽霊が、クリスマスの前日の夜スクルージの前に現れます。

なぜか鎖でがんじがらめになった姿で「金銭欲にまみれた人間にどんな悲惨な運命が待っているか」

ということを教えます。そしてスクルージの生き方を変えるため、3人の幽霊が今から姿を現すということを言い残していきます。

 

3人の幽霊は、それぞれ「過去」「現在」「未来」の精霊としてスクルージの前に順番に姿を現します。

そして、彼に関係するさまざまな光景を見せていきます。それは彼が忘れていたこと、思い出したくないこと、見たくもないことばかり。

それぞれの幽霊によって、さまざまな場面を見せられていきますが、最後に未来の幽霊が見せてきた光景は、自分のいない未来でした。

そこには自分だと思われる男の死体があり、その死体から衣服などを剥ぎ取り、売りに行く男女の様子が見えたのです。

この光景に、スクルージはショックを受けます。と同時に、まだこの未来を変えることができると気づくのです。

結末は、この強欲で、エゴイストで、ケチで、思いやりの欠片もないスクルージは人が変わり、困っている人達を助けていきます。

 

 

 

 

そう、未来は自分の力で変えていく事が出来るのです。

 

 

 

 

時代の変化と共に、我々の取り巻く環境は益々厳しさを増しています。

少子高齢化による人手不足。我々の業態も働き手を求め、日々悪戦苦闘している状況です。

 

厳しい状況下にあっても、未来は自分達の力で変えていける。

そう信じて邁進して行き、よりよい社会、よりよい未来への実現に我社も貢献出来る様に社員一同精進してまいります。

 

我が社は来年創立50周年を迎えます。未来を自分達の力で切り拓き、更にその先の60周年・70周年を迎えられる会社となるべく、

皆様からのご愛顧と共にご指導・ご鞭撻の程宜しくお願い致します。

 

最後になりますが、今年も一年当社の業務活動に御尽力いただいた皆様、

また当社とお取引していただいたお客様、誠に有難う御座いました。心より厚く御礼申し上げます。

来年も皆様にとって良い一年であります様に!

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