こんな時だからこそ

コロナ関連の話題が世の中の大半を占めてはや数ヶ月。
思えば1月はまだ中国の武漢市だけの話という雰囲気で、その後の春節で人が大移動するなー大丈夫かー?と呑気に構えていた事が遠い昔のように感じます。

緊急事態宣言が出されるとまた一段と社会の雰囲気が変わると思いますが、そうは言っても会社の業務が無くなる訳ではありません。

むしろ生活全般がなかなか「いつも通り」にいかない中、通常の業務を行う中に多少救われる瞬間が無きにしもあらずかなと、そんな事を思います。

業務に関係する事でこの時期と言えば、去年もこのブログで書きましたが、社会保険料の算定です。

去年は確か算定時期が終わってしまっていたので、もうどうすることもできないタイミングでブログに書きましたが、今年はまだ大丈夫です!

というのも、皆さんと会社で毎月定額を折半して支払っている社会保険料は毎年4月、5月、6月に支払われる報酬額を平均した額により確定します。一度確定すると、原則その後1年間は大幅な給与の増減が無い限り、ずっと同じ額を社会保険料として支払っていくわけです。

当社の給与は月末締めの翌20日払いですので、4月20日に支払われる給与は既に確定してしまっています。しかし、まだ始まったばかりの4月、そして5月に沢山残業をして手当が多くなると、それが5月、6月に支払われる給与に乗ってきます。

世の中3月が年度末の会社が多いと思いますので、社会保険料の算定時期をこの忙しくて残業も多くなりそうな年度末と年初に合わせている事に、何か意図が有るのでは・・・・と嫌みの一つも思いたくなりますが、そういうシステムになっている以上この3か月間は無駄な残業は極力抑える方が賢明です。

働き方改革に加え、コロナの影響でテレワークも進んでいる中ですから、だらだらと残業をして残業代を稼ぐ・・・なんて古いスタイルの方は絶滅寸前かと思いますが、今回のコロナで経済的ダメージが避けられない社会状況の中、家計に影響が無い訳ありません。自分の支払う社会保険料の額がこの3か月間で決まるという事を頭の片隅に置いて、無駄な残業を抑え、日々仕事に励みましょう!