『心が癒された日』

おはようございます。
大阪地区のHでございます。

今年は4月6日から10日までリフレッシュ休暇をいただきました。当初の予定は子供を連れて博多までラーメンを食べに行く予定でしたが、4月7日に緊急事態宣言が出た事により自宅で自粛する事に(泣)

毎日、ゲームやYouTubeを見ている子供に何かしてあげられないかと思い緊急事態宣言が出ていない京都の嵐山に気晴らしにドライブに行きました。いつもは観光客でいっぱいのはずの渡月橋には5人程しかおらず、お店も殆ど閉まっていて外国人観光客の姿は皆無でした。外出自粛と海外からの入国制限が響いている事を改めて実感し、このまま帰ろうかと思いましたが嵐山まで来たからには一度行ってみたかった鈴虫寺へ・・・

行った事がある方はご存じかと思いますが境内の手前に、わらじを履いたお地蔵様がいます。何故わらじを履いているのかと言うと、願い事をした人のもとへ願いを叶える為に歩いてやって来るからだそうです。

お願い事の作法はまず、お守りを購入します。(300円)

                                                           

 

お地蔵様の前に立って、お守りの幸福御守の幸の字を左手から出る位置で持ちます。(幸の所にお地蔵様の顔があるそうです)
そして最後に心の中で名前・住所・願い事を云うと良いそうです。

住職の説法を聞こうと思い境内に入りましたが、ここでも外出自粛が影響しているのか説法を聞きに来ている人は私を含め6人でした。本来多い時だと160人程だそうです!!!

いよいよ説法がはじまり、堅苦しい話かと思っていましたが漫談のような語り口で、住職が時には笑いを入れながら場の雰囲気を和ましてくれて、いつの間にか引き込まれていきました。
そんな説法のなかで印象に残ったものを紹介します。

住職より
コロナウィルスで自粛要請が出て皆さん心身共に疲れていると思います。こんな時こそ1日1回、胸の前で手を合わせ、心を落ち着かせて自問自答し、日々のありがたさを感じて下さい。そうするといつの日か心にひかりが差し込み、思いがこだまし、やがてのぞみが叶います。

皆さんわかりましたか?

太字の所だけ読むと、ひかり・こだま・のぞみとなります。
そうです住職は新幹線に例えて言われていました。

もう1つ1文字ずつ紙に書いてこんな事も言われていました。

粛・・・敬う
静・・・心を穏やかに
慈・・・友達・家族
陽・・・太陽の様に暖かく

昨今の状況で精神的にも肉体的にもイライラする事もあると思います。
こんな時だからこそ、友達や家族を敬い心を太陽の様に暖かくして心を穏やかにする事が大切です。

勘のいい方は気が付いたはず・・・

慈・粛・陽・静

「自粛要請」をもじって話をされていましたが、何故か2つとも説得力があり心が癒されました。
1日も早く日常が戻ることを祈るばかりです。

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