第2波が来たか。いやまだ第1波の最中だ・・・
感染防止に気を付けながらもwithコロナで生活するのが日常となりつつあり、
もうコロナの話題にも飽きてきました。
統轄本部責任者のMSです。
何か楽しい話題をと思うのですが、
この数か月で我が家に起こったポジティブなニュースと言えば、
なんといっても新しい家族が加わったことです。
このブログを書いている私が誰なのかわかっている社員からすれば、
アイツ遂にやってしまったな・・・という突っ込みが入りそうですが、
30代独身女性、この度犬を飼いました。
といっても長い一人暮らしを経て今は快適な実家生活の恩恵を享受しまくっている状態ですので、完全に女一人犬一匹という暮らしではありません。
一緒に暮らす両親にとっても、なかなか抱けない孫代わりになるだろうという言い訳を作って飼い始めました。
犬種はビションフリーゼといって、マルチーズやプードルに似ていますが、
それより少し体が大きく、筋肉質で、色は白1種類しかありません。
CMなどで時々顔周りを真ん丸アフロヘアに整えた白い犬が出てきますが、それです。
女の子なので、美人になればと思い「こまち」と名付けました。
それが今この可愛いわが子の社会化に四苦八苦しているのです。
飼い主に似たのか似ていないのか内弁慶具合がひどく、
家の中ではやんちゃで甘えたさんなのに、一歩外に出ると自分の体の3分の1くらいのチワワが寄ってきてもびびって逃げまくるアカンたれだという事が発覚しました。
ドッグランに連れて行っても犬達が戯れるエリアから一人離れ、
誰も居ないエリアに向かって、それ以上近づけないという位壁に近づいてのそのそと歩き、草と戯れています。
飼い始めたのが2月、本当はワクチンやら何やら終わってすぐ仔犬教室に通わせたかったのですが、このコロナ禍でどこも新規受付が一旦停止となっていました。
通常なら留守が多い生活スタイルのはずの人間達も、これまたコロナの影響でどこへも出かけられないために、1日中ずっとべったり犬へ愛情を注いでしまったのが、逆に良くなかったのでしょうか。犬からすれば、自分が犬だという事を気づくこともなく6か月(仔犬卒業)を迎えてしまったのかもしれません。
そこで先日、近くの犬専門トレーニング施設へこまちを連れていきました。
初回1時間は無料という事で悩みを聞いてもらい、行動をしばらく観察してもらいました。
正直、犬は言葉を話せないんだから、トレーニングって言ったってなんぼのもんじゃい位に思っていたのですが、トレーナーさんと話しながら、またほかの犬のトレーニングを見させてもらいながら思ったのは、本当に小さい子供と同じだなという事です。
子供の心理学を勉強しているといった感じでしょうか。
最低限の欲求を満たすこと、今この子が何を考えているのか、なぜ吠えるのか、ご飯を食べない時にどうすれば良いのか、それぞれに理由があって、犬が何を考えているのかを理解した上で上手に導くとしつけができるという事がわかりました。
こまち本人は初回こそ完全にびびっていましたが、その後の体験入学を経て、今は本格的に通いだしたところで、お友達に寄って行く程度にはびびりが克服されました。
トレーナーさん曰く、他の犬や色々な物への興味があるけれど遊び方がわからないのでびびっているタイプだそうです。
人と犬はもちろん知能レベルが全然違うのですが、犬を観察していると何をしようとしているのかがよくわかり、怒られている事がわかっていることも見てとれます。
本人が打ち破らなければどうにもならない壁はもちろんあると思いますが、人と接するときにもまずその人をよく観察して、理解しようと努める事が大切だなと、こまちからちょっとしたヒントをもらいました。
これをしなさい、あれはダメと言う前に、最低限の欲求を満たしてあげること。
固有の特徴を見定めて、本人にとって嫌な事をしていると思わせずにこちらの指示に従うように持っていき、それができたらちゃんと褒めること。
人間も犬も接し方は似ていると思いませんか。
こんな事を書くと「犬と人間を一緒にすんなー!」と言われそうですが、
あくまでも共通項として、似ている部分があるなと思ったわけです。
せっかく縁あって我が家に来てくれたのだから、うちに来て良かったとこの子が思える幸せな人生にしてあげたいなと思う心もまた、社員の生活に責任を持つ身として似ている所があるかもしれません。
・・・やっぱり俺らと犬を一緒にすんなと言われそうです。