『現場責任者の独り言』

はじめまして。現場責任者のSと申します。

「総務課員の独り言」にお邪魔させていただく事となりました。宜しくお願い致します。

前回、営業部のYさんよりご紹介頂いた精鋭(?)の一人です・・・。精鋭? (かなり疑問と思いますが・・・。)

 

 

そんな見えないプレッシャーと周囲の大きな期待と闘いながら、ボチボチと原稿を打ちはじめた訳ですが、考えれば考える程、なかなか筆が進みません・・・。ブログのタイトルが「総務課員の独り言」となっている為、総務関係の声を届けられればと知恵を絞りましたが、なかなか出てきません。

 

そこで現場を管理している一人として、現場の声をお届けできればと思いついた次第です。

“現場からの声”といっても様々あり、当然、従業員さんから質問や疑問などをいただく事も、時には感動をいただく事もあります。そんな日常的で、ありふれた現場の生の声をお届けさせていただくのも一興かと思います。しばしお付き合い下さい。

 

 

今回は、私からの声として、やはり「安全」という言葉をお届けしたいと思います。「安全」無くしては、現場の管理は出来ません。使い古された言葉ですが、今一度「安全第一」という言葉を思い出して頂けたらと思います。

 

突然ですが、子供が外でボール遊びをしているときに、ボールが道路へコロコロ・・・

子供が道路に飛び出し・・・あぶない!

 

そんな場面をみかけた事はありませんか? 実際にこういう場面を経験された方もおられると思います。この時、子供は何を考えているのでしょうか? 子供はボールを取りに行く事のみに集中し、それ以外の事は頭に無いのだと思います。 想像が働かず「もしも・・・」の意識が無い状態だから飛び出すのだと思うのです。

 

現場に置き換えると、われわれ大人には“慣れ”という意識が、「もしも・・・」の意識を低下させる原因を作っています。現場で指定された治具、道具を使用しなければならないところを慣れているから大丈夫と思い込み、治具、道具を使用せずに手で作業をしたりして・・・。また稼働中の機械に慣れているから大丈夫と停止させずに手を出したりして・・・。

本来あってはならない不安全行動を“慣れ”から“大丈夫”ということでやってしまい、災害に繋がるケースが数多くあります。

 

ここ一番の作業時に「もしも・・・」を意識し、リスクを考える事により防げる災害は多くあります。

慣れる事で作業効率が高まり、危険な動作をしなくても済む事も確かにありますが、慣れてくればくるほど「もしも・・・」の意識付けを維持、持続させることによって、自分の為にも、家族の為にも幸せな日常生活を継続していただければと切におもいます。

 

今後も、私としては“現場の声”をテーマにブログの書き込みをしていきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。                       <S>