『営業課員Yの独り言』

営業課員のYで御座います。

 
すっかり、夏本番といった気温で、メタボな体系の私には辛い季節となりました。

 
実は、アウトドアで活動していた際に、熱中症の一歩手前といった症状にも見舞われ、営業部Yにしては珍しく食欲も減退しておりました。

 
これはイカンと、熱中症対策とともに、夏バテ防止に取り組んでおります。

 
特に、夏バテ防止については、興味と言いますか、美味しいものを食べたい欲求も有り、更には季節ごとのイベントには必ず参加したいタイプの営業部Yとしては・・・

 
夏のイベントであり、夏バテ防止に最適な、今が旬の鰻を食べに行って参りました。

 
お店選びは、ネットで美味しそうな鰻屋さんを、幾つもピックアップし、特に目に止まった、奈良の鰻専門店「みしま屋さん」に大阪から1時間半かけて向かいました。

 
恥ずかしながらこの年になるまで、鰻専門店に行った経験など殆ど無くて、「ひつまぶし」の食し方なども、ネットでリサーチして準備万端で臨みました。

 
猛暑日となったある週末、少し早いかなと思われる開店30分前に、「みしま屋さん」に到着したのですが・・・

 

 

もうすでに、長蛇の列で、30人ぐらい並んでいました。

 
ネットで検索した時に、お店が確か35席だった事を思い出し、必死にしかも2度も数えてみると、並んでいたのは28人で一安心です。

 
なんとか、席を確保出来たとホッとした後には、これだけ並ぶお店の味を想像して期待感が高まってきます。

 
開店の時間になり、私の後ろに並んでいた老夫婦とお孫さんまでが、開店と同時に席を確保し、後5分遅れていたら、まだまだ並んでいたところでした。

 
老舗という事ですが、店内はリニューアルされたのか真新しく、壁に掛かった亀の剥製だけが、少し昭和の香りがしました。とは言え、大変キレイで鰻屋さんのイメージでは全くありません。

 
勝手なイメージと思い込みですが、中華屋さんと鰻屋さんは、少し汚いくらいの店構えが美味しそうに感じます。

 
そのせいか、少し嫌な予感が走り、勝手な想像が頭をよぎり・・・

 
もしかしたら、先代から代替わりして息子の代となり、お店はおしゃれになったが味は落ちたとか、リニューアルで借金が出来て鰻の質を落としたとか、勝手にダークな物語が頭を巡ります。

 
少し不安に思っていたものの、周りの席に運ばれてくる鰻の色艶、香りが素晴らしく、不安よりも期待感が凄く高まりました。

 
そして、いざ目の前に現れたのは、大きな黒いお盆に乗った「ひつまぶし」セット!!!

 
鰻一匹をまるごと使っているのか、物凄くボリュームがあり、う巻きも超ビッグサイズです。

 
まずは見た目に圧倒されましたが、香りにもクラクラ、肝心の味は外がパリパリで中は柔らかくて、鰻の油がジューシーで食欲をそそりました。これが専門店の鰻なんだと感動すら覚えました。

 
私は勿論の事、一緒に行ったメンバーも、たいへん満足な結果となりました。

 
帰りの車中では、やっぱり旬の鰻は違うなとか、初めて食したのに「ひつまぶし」の食べ方のうんちく等で会話が弾み、そう言えば「土用の丑の日」ってなんだろう???となり、メンバーの一人がスマホで調べてみると・・・

 
なんと、「冬が旬で、夏に売れない鰻」を売る為に、鰻屋さんがあの有名な平賀源内に相談し、現代風に言えば、源内のマーケティング力とキャッチコピーの「土用の丑の日に鰻を食べよう!!!」が大ヒットした結果として・・・

 
夏に鰻を食べる習慣に繋がったようです。真偽の程は定かでは有りませんが有力な説みたいです。

 
という事で、鰻の旬は夏では無く、10~12月の冬みたいです。

 
「バレンタイン」しかり、「土用の丑の日」しかり、なんか踊らされ易い自分に少しショックでしたが・・・

 
人生を楽しむなら、踊らされるぐらいが、ちょうど良いと感じる今日この頃です。

 

 

本日は7月25日の火曜日!「土用の丑の日!」です。(次は8月6日の日曜日です)

 
あの平賀源内のキャッチコピー「土用の丑の日は鰻!」に乗っかって、鰻を食べてみるのは如何でしょうか。私は勿論、閉店間際のスーパーに寄って、半額セールの鰻をゲットしようと企んでおります。

 
今後も、季節ごとのイベントしかアップ出来ないかもしれませんが・・・

 
営業課員Y並びに『総務課員の独り言ブログ』を宜しくお願い申し上げます。