『高槻地区 責任者の独り言』

こんにちは!!

現場責任者のSでございます。

 

10月も中旬となり、かなり過ごしやすくなりましたね。

ハロウィンで街が賑々しくなる日も近づいています。

 

今では一大イベントの一つとなり、年々、賑わいを増しているハロウィンですが、我が家でも小学1年生の娘が「今年のハロウィンは何着ようかなぁ~」と言っていました。(笑)

近所の子どもたちと共に魔女やお化けに仮装して、家々を訪れてお菓子をもらったりする風習は、当然のイベントとして今や我が家でも定着しています。

 

逆に数年前までは大きなイベントであったバレンタインデーやホワイトデーはすっかり影を潜めてしまい、娘は今年から誰にも渡さなくなりました。小学4年生の息子も今年はとうとう手ぶらで学校から帰って来ていました。

 

そもそも、学業に必要のない物を学校に持って来てはいけないのでしょうが、今ではそのルールも更に厳しくなり、一昨年までは自宅まで届けてくれる親切な(?)女の子も居てたのですが、とうとう途絶えた様です・・・。

 

息子に聞くと「バレンタインデーやからって、何にも無いで・・・。誰も渡したり、貰ったりしていないで。」って事でした・・・。

 

小学生といえども習い事を多く抱えており、学校が終わっても自由時間が少なくなっているという事も機会を少なくしている要因かも知れませんね。男親からすると、数十年間生きてきた中のたった一度きりの武勇伝を自慢するチャンスでもあり、それが出来ないのが非常に残念です(笑)

また、異性に対して自然と意識させられるイベントでもあったので、良い「きっかけ」として異性についての話が出来るタイミングだったのですが・・・それもまた残念です。

 

仕事においても「きっかけ」というのは非常に重要であると感じており、定期、不定期問わず様々な事象を「きっかけ」にする事が出来た際には、発想や工夫が生まれ、そこから成果や反省へと繋げていけるのだと感じています。

 

先日、ノーベル経済学賞をリチャード・テイラー氏が受賞され、『行動経済学』という分野がある事を初めて知ったのも私にとって良い「きっかけ」になりました。色々調べていくと興味深いものがあるんです。

 

経済学が想定する合理的な経済人という仮説(人は自己利益を最大化しようと選択、行動するという前提)に対して、「人間は自分の知っている範囲から、合理的な行動をとるだけであって、必ずしも合理的に行動しない」ということを検証した事が評価されたとの事でした。

 

例えば、喫煙者を例に挙げると、短期的な利得(喫煙をすることでストレスを和らげる)が長期的な害(不健康)より勝ると考えている。つまり、喫煙者は不健康になる事が分かっているのに短期的な利を得る為に喫煙をしている。私も喫煙者の1人ですので、まさしくその通りと感じてしまった訳です。

 

人間は感情で動く生き物であり、時に非合理的な行動を選択してしまいます。ただし、その非合理的な行動には一定の法則があり、この法則を研究するのが行動経済学だ!・・・でも、その法則って何?

と繋がっていった訳です。この法則から仕事に活かせる事は出来ないかと、無い頭を捻らせている今日この頃です(笑)

 

間もなく訪れるハロウィンの日も個人的に良い「きっかけ」に出来ればと考えています。

 

この度も個人的な日常の事柄から思いつくまま書かせて頂きましたが、今後も何卒よろしくお願い申し上げます。

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