『現場責任者の独り言』

こんにちは!!
現場責任者のSでございます。
5月も下旬となり、日中は非常に暑くなりましたね。
 1463611642553間もなく梅雨入りという事もあり、先日コーディネーターの(N)さんがアップしていた、ストレス発散の一環として、バーベキューに行ってきました。

今年は子供の習い事繋がりで、総勢50名近くによるバーベキューをする事となったのですが、当日は天候にも恵まれ、朝から夕方までよく食べ、よく動き?よく動かされ?(笑)と、非常に楽しい一日を親子共々過ごせました。
ストレスも発散され、営業部員のYさんからご案内もさせて頂きましたが、本社移転により心機一転、業務に努めて参りたいと思っております。

さて、今回は“現場の声”として勉強させて頂いた事を少しご紹介させて頂きます。
皆さん、指差し確認または指差し呼称を日常で行われる事はございますでしょうか?
現場で業務をされる方々は、少なくとも一度は耳にし、一度は実施された事があると思います。現場管理では、安全確認、品質確認のツールとして活用する事があります。私も、品質確認のツールとして、製造現場で活用しました。また、製造現場の構内ルールとして横断歩道を渡る際に、指差し確認のツールを取り入れている企業様もございます。

では、指差し呼称、指差し確認による効果とはどのくらいあるのでしょうか?

実際に私は過去に質問された事があり、反省すべき出来事になるのですが・・・
その当時は効果を知らずにいた為、効果を示す事をせずに「ルールだから・・・」と回答してしまいした。     「実施しないより、実施する事で間違い無く効果は出る!」と・・・                       この回答をした結果、継続される事無く品質確認ごっことなり、指差しのアクションだけが継続され、当然、品質効果を出す事が出来なかったという苦い経験があります。

実は、指差し呼称というのは非常に効果的な確認ツールの1つであり、実施する事で間違いは6分の1以下になる事が証明されています。ボタンの操作をする試験で指差呼称の効果を検証した結果、ボタンの押し間違いの確率は、指差し確認と指差し呼称をどちらもしなかった場合の2.38%に対して、指差し確認のみをした場合0.75%、指差し呼称をした場合は0.38%との結果が出ています。また、科学的にも有効性が証明されており、前頭葉の血流が増加して注意力・集中力が上がっている事が確認できているそうです。
それほど、効果的であるという事を当時の私が知っていれば、きっと品質効果を出せていたのではないか・・・きっと継続できたのではないか・・・と反省しています。

指差し確認、指差し呼称の習慣が身に付けば、ミスやトラブルの件数を減らす事ができるのでは無いかと思い、この度は「指差し呼称」の重要性をご紹介させて頂きました。

今後も“現場の声”をテーマに、ブログの書き込みをしていきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。